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Short Scarf (POPEYE GREEN)

ANDERSEN-ANDERSEN × POPEYE

¥14,300(税込)

*この商品は販売を終了しています。


特徴

  • <ANDERSEN-ANDERSEN>とPOPEYEのコラボレーション限定カラー「POPEYE GREEN」のニットウェア。
  • コペンハーゲンの街の自然・木々の緑と、ほうれん草の緑をインスピレーション源にして、このコラボ独自のグリーンを開発。
  • 各サイズ、数量限定。
  • パントーン上ではPOPEYE GREENと同じグリーンの「P」ロゴステッカー付き。
  • ブランドの定番スカーフ(マフラー)のショートタイプ。ジャケットやコートの胸元に収めたり、首にかけて垂らしたりするのに都合のいいサイズ。
  • 二つ折りにして端を輪に入れるだけ、一回巻いて結ぶだけというような、気軽にさっと巻くことができる。
  • パタゴニアとウルグアイ産の100%ピュア・ニューウールを使用し、高密度に紡績して耐久性を高め、ヨーロッパの最高環境基準を満たす反応染料を使って染色したオリジナルの糸「エクストラスパン」(強撚糸)で制作。
  • 5ゲージのフルカーディガンスティッチ(日本語で両畦編み)。タイトに編まれているので毛羽立ちが起きにくく、耐久性・保温性に優れる仕様。
  • 内側に<ANDERSEN-ANDERSEN>× POPEYEの限定コラボネームタグ付き。表面にコラボロゴ、裏面に「Made for Sailors and City Boys」。

サイズ

横11cm 縦160cm

* 製品の寸法には誤差があります。

注意事項

  • カラーはお客様のパソコンやスマートフォンの表示環境により色が異なって表示される場合がございます。
  • ニット製品の特性状、個体差があるため、サイズに多少のブレが生じる場合があります。
  • 手洗い、もしくはドライクリーニングのみ可能。洗濯機は使用しないでください。
  • 漂白剤は使用しないでください。
  • 縮みの原因になるため、乾燥機は使用しないでください。
  • 色褪せを防ぐためにも、日陰干しを推奨致します。
  • 商品の画像は、サンプルを使用して撮影したため、実際の製品とは仕様等が若干異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • この商品の受注期間は9月18日(月)12:00 から 9月30日(土)23:59 までです。
  • 商品の発送は10月末〜11月半ばを予定しています。海外からの輸入商品のため、遅延する恐れもあります。
  • 数量限定販売のため売り切れになる場合もございます。

POPEYE GREENは、
コペンハーゲンの街の自然とほうれん草の
ミックスカラーなのだ。

さて、今回のコレクション「Knitwear for Sailors and City Boys」にしかないポイントは、何度も言いますがこのグリーンなのです。

深く静かなだけでもなく、明るくポップなだけでもない。ほんのりブルーを感じて都会的な爽やかさもあれば、ほのかにイエローの印象が残りカントリーテイストもあるような。

この絶妙な色合いにどう辿り着いたのか、ブランドの代表でデザイナーのカトリーネ・ルングレン•アンデルセンさんへのインタビューをどうぞ。

Founder / Designer
Cathrine Lundgren Andersen

カトリーネ・ルングレン•アンデルセン|1966年、デンマーク生まれ。学生時代にファッションを学び、ニットデザイナーに。2009年、当時のパートナーであったPeter Kjær-Andersen(ピーター・キエル・アンデルセン1964-2018)と共に<ANDERSEN-ANDERSEN>を設立。

Interview for ANDERSEN-ANDERSEN

ー 最初にこのコラボの話が届いたとき、どう思いましたか?

カトリーネ・ルングレン•アンデルセン(以下、C)とても嬉しく思いました。POPEYEはファッション、カルチャー、ライフスタイルと、若い世代だけではなく、幅広い年代にとても影響があるマガジンだと聞いています。<ANDERSEN-ANDERSEN>も世代を超えて愛されるブランドを目指しているので、共通する点がありますね。

ー 2022年の初めに話が出てから制作には1年半以上をかけていますが、「ほうれん草のような」というオファーについては正直どんな印象でしたか。

C: 明確なテーマでいいと思いました。そのおかげで制作はかなりスムーズに進んだと思います。私達は新しい色を加える際は、それが定番になる可能性をふまえて、十分な時間をかけます。通常はイメージした色を見つけるのに、オープンマインドなスタンスで、コンセプトを見つけていきます。通常は多くのアイディアの中から、1つのテーマに辿り着くのがとても大変なのです。

ー カトリーネさんがまずイメージしたグリーンはどんな色合いですか?

C: ほうれん草より濃いグリーンです。グリーンは、自然のシンボルで、今もこれからもずっと私たちがケアしなければならないものだから、樹木に近い色合いということで考えていました。そして、そのインスピレーションソースは私たちの身近の、まさにこの街です。コペンハーゲンは街の中に公園が多く、日常生活の中で目にするグリーンが多いのです。また、樹木だけでなく、例えば、公共の場にあるベンチもグリーンです。それらは深い色合いのグリーンですね。日々の生活、道を歩く人たちの服装や雰囲気が普段の私のインスピレーション源なので、今回もそういう私の中で蓄積されたアイディアの中から発想していきました。

ー コラボが決まって、まず出してくださったプレゼンテーション・シートの完成度の高さに驚いたのをよく覚えています。「もうここまでイメージが固まっているのか!」と。そのシートにあった以下の言葉がすごくいいなと思ったんです。

Green is a mix of yellow and blue - the perfect combination of warm and cool. Green represents growth and future possibilities. It is the nature of our world and the comfort we seek. With these references in mind, we are pleased to present you with Popeye Green.

C: ブルーとイエローは寒色と暖色という異なるテーマの組み合わせからのグリーンは、成長と未来の可能性を表現し、大切にしなければならない自然を象徴しています。そういう意味でも、この色は新しいエフェクトがあると思います。そんな気持ちを込めて、POPEYE GREENをご紹介したいです。

ー イメージが早い段階でだいぶ見えて、そこから実際のサンプルが届くまでは「まだかまだか」と待ち焦がれていました。じっくり作っているのかなというように思っていましたが、新しい色を作り出す、というのは大変なのですね。

C: 私たちが新色にトライする際には、環境負荷への配慮を怠りません。自分たちなりの試行錯誤に加えて、「REACH」というEUの厳しいレギュレーションを考慮したチェック工程を行っています。何項目にもよる使用禁止薬品などのレギュレーションを設けているとても厳しいものになっていて、しかもそれがかなりの頻度で更新されるので、毎回その都度チェックしてそれに沿うようにしています。

ー カトリーネさんは、完成したこのグリーンの出来栄えにどのくらい満足していますか?どんなところが優れたポイントだと思いますか?

C: 前述したように具体的なイメージを早い段階で掴めたことで、よい結果になったと思います。そして、どんな肌の色にも似合うグリーンに仕上がったのも満足している点です。加えて、グリーンという色は鮮やかだから、ニットの編み地の高低(凹凸)で色の印象が異なることがわかりやすいのです。光のあたる具合によって、編み地が低い部分は緩やかな印象、網み地が高い部分はフレッシュでアクティブな印象、というように。この濃淡の印象の違いは、当ブランドのミドルゲージ・ニットに共通するのですが、ネイビーなどの濃い色ではわかりにくいのです。鮮やかなグリーンだからこそ、この色合いのちょっとしたニュアンスの違いがわかりやすいという発見もありました。当ブランドの定番コレクションカラーであるオレンジ、ネイビーブルー、オフホワイトなどにもマッチしますから、組み合わせて楽しんでいただければ嬉しいです。

ー 今回はブランドにおける大定番の3型限定になりますが、このショートスカーフ(マフラー)の、デザインや素材における特徴や魅力って何でしょうか?どんなふうに着て欲しいですか?

C: 定番コレクションのスカーフを短くしたバージョンです。ネイビークルーネック同様、このショートスカーフも素材はパタゴニアとウルグアイ産の100%ピュア・ニューウールを使用し、高密度に紡績して耐久性を高め、ヨーロッパの最高環境基準を満たす反応染料を使って染色したオリジナルの強撚糸を使っています。私たちは「エクストラスパン」と呼んでいますが、この糸を5ゲージのフルカーディガンスティッチ(日本語で両畦編み)でタイトに編んでいるので、量感があり、保温性が高い。そして毛羽立ちが起きにくく、いつでもキレイな見た目を保つことができます。

スカーフの中でもこの短めのものは特段結び方など気にせず、さっと簡単に巻けるのが魅力です。鮮やかな色をアクセントとして、普段だけでなくフォーマルでも使えることを想定していますが、どのアイテムも着方のルールなんてありません。自由に着ていただきたいです。

ー どうもありがとうございました。ちなみにカトリーネさんはほうれん草は好きですか?

C: はい、大好きです。ほうれん草は我が家での食卓にもよく登場しますよ。ファーマーズマーケットなどでフレッシュなものが手に入った時は鮮度を活かしてそのままサラダにしますが、ガーリックを効かせて、セサミオイルでソテーしても美味しいですよね。豆腐と合わせた味噌汁も定番で作りますが、チリを少しだけトッピングするのが我が家のレシピです。

ー ユニークな味噌汁!試してみたいです。

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<ANDERSEN-ANDERSEN>というブランドについて

コペンハーゲンという街について