2020年の秋・WEEKEND LIFE CATALOGUE特集のポップアップでも好評だった温泉タオルが、また面白くなって帰ってきました。
片袖にはPOPEYEロゴを、そしてもう片袖には2コマ漫画のようなイラストを。このイラストは、これから世界中のいろいろなイラストレーターにお願いするつもりです。つまり、このPOPEYE温泉タオルはPOPEYE ONLINE STOREでのシリーズもの。いわば「雑誌」という形ではなく「温泉タオル」という形での連載です。映えある第1回は、日本のスズキマサヨシさん。
Profile
MASAYOSHI SUZUKI
イラストレーター・ペインターとして雑誌、書籍、広告を中心に活動する傍ら、PRANK ON THE PIECEという名義でコミックアート作品を制作。自転車愛好作家によるアートプロジェクト「Hi-Wheelers」を主宰し、今年1冊目のZINEを発行。
Instagram:
@prankonthepiece
@hi_wheelers
スズキさんは、本誌でもさまざまな号で活躍してもらっているイラストレーターです。2017年12月号「古着と時計」特集では表紙、および特集の扉絵を描いてくれました。1階が『VINTAGE STORE POPEYE』、2階が『OLIVE WATCH SHOP』。
思い出深い号としてもう1つ、2019年8月号「メキシコが呼んでいる!」。
この号では特集全体・随所に入ってくるイラストを担当してもらいました。メキシコにも行ったことがあり、そのカルチャーが好きなスズキさんだからこそ掴めるツボが満載。サボテン、コーラ、テカテ、時にスペイン語など、ざっくりだけど50点くらい描いてくれた小さなイラストたちがページを盛り上げてくれました。特集と連動し、高円寺のショップ『KIOSCO』でやったポップアップショップでは、スズキさんのイラストを使ったTシャツやトートバッグが大好評。
ちなみに、スズキさんは初めて降り立ったメキシコシティの空港で、秒でiPhoneをスラれるという洗礼を受けた筋金入り。実に「もってる」、いろんな経験をしている人です。
スズキさんの最近の個展は、恵比寿のギャラリー『SALT AND PEPPER』で昨年開催された「Spectrum」。展示された作品たちは、秋葉原の電気街から得たインスピレーションを拗らせて製作したそうだ。ブラックライト、ヤバいなぁ。
ストライクゾーンをしっかり捉えるんだけど必ず何かがある、その秘めたアイデアがミステリアス、でもポジティブな気分にしてくれる作風だと思っています。
この春からは、NISSAN AD MAX VANを移動販売車にしたmobile shop『MAX CATS』にも「Hi-Wheelers」として参加。今年も目が離せないイラストレーターです。
この温泉タオルは、ネイビー1色でプリントしていく予定です。WEEKEND特集のときよりタオルの生地をもう少し厚くして、ふくろう印のタグにPOPEYE ONLINE STOREのオリジナルネームタグを添えた仕様で、連載スタート!