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POPEYE BOOK CLUB Sticker Set

POPEYE x ACTUAL SOURCE

¥2,200(税込)

*この商品は販売を終了しています。


特徴

  • 透明ポリエチレンテレフタレート(PET)素材
  • 耐水・耐候性
  • 日本製

サイズ

赤: 約 H36mm x W95mm
紫: 約 H36mm x W80mm
緑: 約 H46mm x W42mm
青: 約 H60mm x W62mm
黒: 約 H42mm x W58mm

注意事項

  • この商品の受注期間は11月3日(金)12:00:00 から 11月15日(水)正午12:00 までです。ご注文いただいた方から、12月後半から順次発送致します。
  • 商品の発送予定日の他、ご購入に際しての注意については、こちらをご確認ください。
  • 受注生産販売ではありますが、素材や生産工場の事情により、オーダー数に上限があるため売り切れになる場合もございます。ご了承ください。
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  • 商品の画像は、サンプルを使用して撮影したため、実際の製品とは仕様等が若干異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

ACTUAL SOURCEのファウンダーに
今回作ったグラフィックについて
あれこれインタビュー。

「POPEYE BOOK CLUB」には5つものロゴが存在します。果たしてどれがメインなのか、掴みどころがないけれど、どれも確かな存在感がある。そんなグラフィックを生み出したACTUAL SOURCEのデザイナーはどんなことを考えていたのか? 簡単ですがインタビューしてみました。

CO-FOUNDER

左:
JP Haying/co-founder, desinger

ジェイピー・ ヘイニー|1986年生まれ。ユタ州で生まれ育つ。グラフィックデザインに出合う以前に印刷会社に務めていたことも。プライベートでは音楽活動やBMXにハマり、プロボの街と山が遊び場だった。古本屋とレコード屋巡りが好きで、初来日した際には京都の古本屋で田中一光のデザイン書を購入したのがいい思い出。

右:
Davis Ngarupe/co-founder

デイビス・ンガルーペ|1983年生まれ。南太平洋に浮かぶ島、クック諸島出身。7歳のとき、カリフォルニア州に移り、スケートボードと出合う。『Thrasher Magazine』を定期購読していた。雑誌好きで、現代アートの捉え方のみならず、デザインや装丁など最も影響を受けた雑誌はミラノ発の『KALEIDESCOPE』。

Interview for JP

ー 今回のコラボレーションについて、率直にどう思いましたか?

JP 実はずっと『POPEYE』と一緒に仕事をしたいと思っていたんですよ。私たちは長年『POPEYE』の大ファンであり、コレクターでもあるんです。

ー そうなんですね。『POPEYE』のバックナンバーで好きな号ってなんですか?

JP すごく昔の号で、長年僕の画像フォルダに入れていたものがあります。ミック・ジャガーの素晴らしいイラストが表紙の、1978年の号です。1978年は特に素晴らしい年でした!

JPが言っているのは、1978年8月25日・第37号。編集部で見つけました。アメコミの特集だけど、センターに『Rolling Stone』誌のミック・ジャガーへのインタビューを11pに渡って掲載。完訳の独占掲載だった。ミック・ジャガー、当時34歳。表紙のイラストは原田治さん!

JPが言っているのは、1978年8月25日・第37号。編集部で見つけました。アメコミの特集だけど、センターに『Rolling Stone』誌のミック・ジャガーへのインタビューを11pに渡って掲載。完訳の独占掲載だった。ミック・ジャガー、当時34歳。表紙のイラストは原田治さん!

取材してくれた本の特集も、タイトルが最高だね。“BOOKWARM'S DELIGHT”なんて、本当に素晴らしい。アダム・ヒグトンの表紙のイラストも、ページも、すべて気に入っています。この特集の一部になれてとても光栄です。インタビュー取材も楽しくて、私たちのスタジオと素晴らしいチームをこういう形で記録してもらえてすごくよかった。ただ、デイビスと私は、自分たちの服がこんなふうにブラウンでかぶっていたことには気付いていませんでした(笑)。

ー このPOPEYE ONLINE STOREでのコラボレーションではグッズのためのグラフィックを作ってもらいましたが、“ASb”と“book”という文字はPOPEYEのロゴのフォントをイメージしていますよね。これらを制作するにあたってどんな考え・アイデアが浮かんでいましたか? 作ってみて、どんなことを感じたのでしょうか。

JP 勝手ながら、自分たちも『POPEYE』の一員になったような気分になりたかったんです(笑)。それと、このフォントで“POPEYE”以外のアルファベットの文字を見たことがなかったので、どんなふうに見えるのか知りたかったというのもあります。

ー そもそも、このPOPEYEロゴのフォントについては、どう思っていますか? どんな魅力があると思いますか。

JP  大好きなロゴのひとつです。1976年の創刊から、これほど長く使われているなんて素晴らしいですね。字間というよりも、実際の1文字1文字のデザイン自体から、どこかゆるい要素を感じます。特に大文字の「Y」が、私たちの1番のお気に入りです。

 ー もし、POPEYEロゴのフォントで、すべてのアルファベット・記号・数字が揃うとしたら、どう思いますか? 実現したとしたら、そのフォントを使って何を作りたいですか?

JP それはすごいことでしょうね。完成させるためには時間がかかるだろうけど、それだけの価値はある。雑誌の見出しやウェブサイトの見出し、オフィスの看板、アパレルにも使えるでしょう。

ー この『POPEYE』のロゴを作ったアートディレクター・堀内誠一のことは知っていますか? 

JP 彼のデザインやイラストは、私たちや私たちの作品に大きなインスピレーションを与えてくれます。彼の作品に見られる遊び心溢れる姿勢は、私たちの仕事にも通じるものがあります。

堀内誠一は1932年、東京生まれ。POPEYEだけではなく、ananやBRUTUSのロゴも生み出し、マガジンハウスの数々の雑誌のエディトリアルデザインを手掛けた。伝説的なアートディレクターであり、絵本作家でもあった彼の「絵の世界」に注目した展覧会「堀内誠一 絵の世界」展が全国を巡回していて、現在は群馬県立館林美術館で開催中。

ー 今回は架空のブッククラブ「POPEYE BOOK CLUB」のグッズを一緒に作って頂きました。このクラブの会員たちって、どんな人たちだと思いますか? JPさんは今、どんな本を読んでいますか?

JP このクラブの会員には『POPEYE』の読者も多いと思いますが、好奇心旺盛で、いろんなことに興味を持つ、クリエイティブな人たちだと想像しています。ユーモアのセンスと遊び心を持った人たち。そして、きっと素敵な人たちだと思います! 私が今読んでいるのは、アメリカのインディー・ロックとインディペンデント映画の世界で特異な活躍をしたシンガーソングライターで俳優、Will Oldhamの『Will Oldham on Bonnie "Prince" Billy』。彼自身がその生涯とキャリアを語るインタビュー本です。