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Piece T-shirt #04

¥6,600(税込)

*この商品は販売を終了しています。


特徴

  • コットン100%
  • 日本製
  • 1935年に創業した東京の老舗「久米繊維」に作ってもらっています。
  • 太めの空紡糸を、度目を詰めて編んだヘビーウェイトの生地です。少し大きめのボックスシルエット。
  • 首回りは職人の技術が活かされた、型くずれしにくい2本針バインダーネック。
  • 襟と左脇裾に付ける「P」ロゴのオリジナルネームタグは、毎回カラーが変わります。今回は、白地に白字。まさに真っ白なTシャツになりました。
  • この商品の受注期間は2月27日(月)12:00 から 3月12日(日)23:59:59 までです。ご注文いただいた方から、4月末〜5月末の間に順次発送致します。
  • 商品の発送予定日の他、ご購入に際しての注意については、こちらをご確認ください。
  • 受注生産販売ではありますが、素材や生産工場の事情により、オーダー数に上限があるため売り切れになる場合もございます。ご了承ください。
  • モデル着用画像によるサイズ感は、アーカイヴ #01 #02 #03 でもご確認いただけます。

サイズ

Size
(mm) M L XL XXL
着丈 710 740 760 780
胸幅 525 555 585 615
袖丈 210 220 230 240
肩幅 490 520 550 580

* 綿ニット素材の特性で1~2センチの違いが出ることがあります。
* 洗濯後、多少の縮みがあります。 タンブラー(回転式乾燥機)をご使用になると、大きな縮み・バインダーネックの歪み等が生じます。


小さなPロゴが入ったPiece Name(ピスネーム)だけだから、Piece T-Shirt(ピスTシャツ)といいます。

本当になんでもない、ただの真っ白なTシャツです。

作ってくれたのは東京の久米繊維さん。ちょっと、昔ばなしをします。

創業は1935年。戦前です。東京の繁華街といえば、今は渋谷や原宿など西側に多いけれど、当時「シティの中心」といえば日本橋や浅草などがある東でした。POPEYEロゴを作ったアートディレクターの堀内誠一さんも、初代編集長の木滑良久さんも、東東京の出身です。

久米繊維はそんなハイカラなシティの真ん中あたりで、莫小大を製造する町工場として開業。「莫小大」は「メリヤス」と読みます。メリヤス、ってファッションが好きな人は聞きかじったことがあるフレーズだと思うけど、「綿糸または毛糸を編んだ、伸縮する編み物」のこと。靴下、下着類、手袋、帽子といった日常衣類ですね。15世紀にヨーロッパから日本に靴下が入ってきた靴下を表すスペイン語の「medias」(メディアス)、ポルトガル語の「meias」(メイアス)から派生した、とも言われているらしい。

それで、この久米繊維が「Tシャツ」を作った、というのだから驚くわけで。

上の写真は1957年ごろ、「ダットサン 1000 VG211型」のライトバンの前にいるのが初代社長の久米才市さん・とよ子さんご夫婦。そしてもう1枚、学生服の方が2代目社長の久米信市さんで、この信市さんは映画少年でした。

映画は当時、最高の娯楽で、マガジンハウスの前身・1945年創業の「平凡出版」も最初の雑誌「平凡」で「歌と映画の娯楽雑誌」と銘打っていました。

銀幕を飾るハリウッドのスターたち、特に『欲望という名の電車』の主演だったマーロン・ブランドのTシャツ姿に憧れ、信市さんは職人でもある才市さんに提案し、新商品を開発。でも、当時は「Tシャツ」という言葉もなく、そういった肌着一枚で街を歩くなんて考えられない時代。それで信市さんは「色丸首」と商品名をつけ、12色展開にし、日本橋横山町の問屋街を回って販売して、徐々にTシャツの認知度を高めていったそうな。昔ばなし、終わり。

ポパイもこれまでのポップアップショップで久米繊維さんとTシャツを作ってきましたが、今の社長、4代目の久米博康さんのいろいろな提案を受けてできたのが今回の「Piece T」です。その特徴を、ちょっと語らせてほしい!

まずはなんといっても、この生地。久米繊維の定番のなかでも、『POPEYE ONLINE STORE』のローンチ前に使ってきたものとはまた違う、ヘビーウェイトな生地です。

ちょっと詳しい話をしますが、空紡糸(オープンエンド糸)という糸を使っています。その名の通り、空気の力で紡績をするのですが、表面はシャリっとした硬めの風合いで、凸凹がほんの微細にみられる糸になります。

アメリカではこの空紡糸が好まれていて、こういうちょっとラフっぽい生地感のTシャツが好きなシティボーイも多いはず。ただし、このTシャツは博康さん曰く、「その中でも太めの糸を採用し、さらに度目を詰めて編み上げることでドライでラフな感触、絶妙な厚みとハリ感を持たせ、ボックスシルエットが映える仕上がりに」。

ラフ、という感じは確かにあるけれど、その雰囲気をキープしたままでなかなかクタらない。きちんとしてるなー、さすがの上質さ、という印象です。生地の雰囲気に合わせてシルエットは大きめにしていますが、このサイジング・裁断・縫製も久米繊維の自社工場で行っているとのこと。

もう1つの特徴は、「型くずれしにくい2本針バインダーネック」。これは久米繊維さんのアイコンです。しかも、その幅を広くしています。モデルカットを見て「太っ!」って思う人も多いかもしれません。でも、これが意外と気にならない、というかクセになる感じがしています。洗って着ていくと、新品のときのふっくらした感じが馴染んできて、落ち着く。Tシャツってやっぱり首まわりからヘナチョコになっていってしまうけど、このTシャツは安心感があるように思います。

おまけに「バインダーネックには補強の閂(かんぬき)止めをしています」と博康さん。「裾と両袖口は天地引き(裾引き)仕立て。天地引きは一見、たよりなく見えますが、特に縫い目方向の引張強度があり、耐久性に優れています。また職人の技術を要する縫製方法でもあります」とも。しっかりしてるなぁ。

そして、POPEYEのTシャツということで、左裾にPロゴのピスネームつけました。表裏にPが入っています。このピスネームは、POPEYE ONLINE STOREがオープンするたびに色を変えていこうと思っているので、好きな色が出たときにはぜひチェックしてもらえたら嬉しいです。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

今回は白地に白で「Pロゴ」を描いた、真っ白なピスネームです。そもそも着たら見えない襟元のオリジナルPネームも真っ白にして合わせています。「そんなの、全然文字が見えないでしょ」って思いますけど、これこそ正真正銘の白T。実は、白は白でも、いくつもの白からTシャツのボディに添えるのに適したものを厳選した白です。

内側にはこんなタグがつけられています。1935年創業と1945年創業の企業コラボなんて歴史の重みズーン、という感じもするけど、着心地は軽快だからむしろ気軽に来て欲しいTシャツなのです。品質表示ではタンブラー乾燥は推奨されていませんが、それも結局、人それぞれの自由。高温のタンブラーにかけると、太くて生地が多いだけにネックが少しうねりますが、挫けずに何度も洗って何度も着てみたら落ち着いた感じがするし、そういうのも一興。好きなグラフィックをシルクで刷ってもいいかもね。それぞれのペースで着続けて育てていけるTシャツなんじゃないかなと思っています。

ちなみに、Piece T-Shirtにはお馴染みのベーシックなPステッカーが1枚ついてきます。